原稿用紙2枚分

はてなブログの文字カウンターで800字分

六本木

先日ふらりと六本木に行った。社会人人生の1/3くらいを過ごした地域で、今も昔も好きな街かというと微妙でなんともいえない。勤めていたときは結構いろいろなことがつらい時期で、華やかなクリスマスシーズンにきれいに彩られたディスプレイの前やにぎやかな通りを歩くのも、それと同様につらかった。その時期と同じ立ち位置で同じ角度の景色を見ると、今でもその当時の記憶が割と簡単によみがえり、ちょっと息苦しさを感じる。何がそんなにつらかったのかって、大きくざっくりと考えると、とにかくただいろいろなものに押しつぶされるしかない感覚だった。環境や、将来や、女子力的な何かや、最先端を行く消費行動、そんなものに上から押しつぶされてぺちゃんこになりそうだったのが、何より大変だった。あれからもう何年も経ち、六本木に立って人や景色を見ていても焦燥感や絶望感が先に立つことはない。そんなときが来るなんて当時は思ってもいなかった。