ノート、PC、ノート
ちょっと前に社内でのミーティングで、アイデアや企画の“種”をどうやって記録しているかという雑談が盛り上がった。その中で多かったのはSlackの活用で、一時期のEvernoteの大ブームなどを知っている自分は「時代が変わった……」と思った。
記録の管理についてはこれといった正解が長く出せずにいて、ここ3ヶ月くらいは「ノートの1ページにその日のタスクを書き出し、翌日以降に持ち越すものなどについてはマークを付ける」というバレットジャーナル的なやり方をしている。ところが、どうも中長期的タスクがうまくさばけない。しょうがないのでデスクに立ててある紙のカレンダーに書き殴っていたら、今度はスペースが足りなくなった。
いろいろなツールを使ってみたり、他の人の真似をしたりしたけど、超短期的なタスクと中長期的なタスクがかみあうものが見つからない。notionやEvernoteやSlackでもフィットしない。
それでも紙のデスク用カレンダーへ雑に書き込んだのは少しうまくいったので、それを応用できないかと考えた。
1日1ページあってたっぷり書き込めるタイプの手帳を使うと、「きちんと書かなきゃいけない」という気持ちが先に立ってしまって、どうも書き殴ることができない。でも長期的な話は、ぐいっと線を引いて「ここからここまで」と明示してしまうのがわかりやすい。
そこで、中長期的タスク専用で書き殴れそうなノートを使ってみようと思い立ち、10月始まりの、マンスリースケジュールだけが大きく載っている薄めのノートを選んで買った。
その結果、「マンスリースケジュールが見渡しやすいノート」と「タスクを書き出すノート」をPCの両脇に置いて仕事をしている。見た目はアナログ極まっているけど、タスク管理は以前よりもましになった。端から見るとやや滑稽だけど、視覚で時間軸を把握するには案外ちょうどよさそうだなと思う。
2020年のクリスマス
12月に入るとクリスマスツリーの写真を撮るようになってもう7年経ちます。12月1日から12月24日まで、イエス・キリストの降誕を待つアドベントカレンダーのように写真を集めて、12月25日が来ると終わり、というとても素朴な遊びです。
素朴ながら結構難しいもので、小さなお店の外にそっと出してあるツリーから商業施設にある立派なツリーまで、結構根気よく探さないと集まらないのですこれが。だからこそクリスマス当日の12月25日まで25枚そろえると、なかなかの達成感がありました。
毎年やっているのでさーて今年もクリスマスツリー狩りを始めるぞ……と11月末あたりからスタンバイしていたのですが、2020年はいつもとは違う街並みとなってしまっていました。
まず商業施設がクリスマスツリーを飾らない。他の宗教にも配慮する「Happy holidays」というフレーズを使い、色使いやモチーフでホリデーっぽさ、冬っぽさを出す装飾のみに留めているところが結構あります(スタバは典型的ですね)。そして、今年はなんといってもコロナ禍の影響で、自分自身が大きな商業施設に出向くことが少なかった。昨年までは渋谷や六本木などをうろうろしたものですが、人混みを避けるように行動すると、街のにぎわいとは無縁になりますね。
お店でもクリスマスツリーを飾らないところが増えた。営業時間の短縮やそもそもの客数減少などでそれどころではないのかもしれませんが、とにかく店先からはツリーが激減しました。7年見てきていると、じりじりとツリーを飾るところは減っているのが感じられ、景気が良くないのかな……と思っていたところにこのコロナ禍、クリスマスっぽさが一気に薄れました。
かくして写真は10枚程度で終了。しょうがないのでせめてものメリークリスマス。
アウトプットの期待値を下げられるか
同僚がこのようなブログを書いており、
文量の話をしていたのでこの記事について見ておくと、この記事はURLを除くと800文字くらいなようだった。原稿用紙2枚分くらいで、小学校2年生の読書感想文くらいの文量。
とあった。
このブログではあえて「800文字ぴったり」という制限を付けているので、わざわざアウトプットの期待値を自分で上げている、ということになる。この場合の「期待値」というのは「品質」よりは「どんな内容でも800字にする」。
ブログやメディアごとに期待値の内容は変わる。私にとって原稿用紙2枚分というのは結構難しくて厳しい。短いものであればたぶんあまり考えずに書けるし、長いものならわーっと考えたことや思ったことを書き連ねればクリア可能。しかし800文字、そこそこ内容をうまく積んで書き切るのは意外と難しい。書いて書いて慣れるしかない。上記同僚は本当に毎日アウトプットをし続けていて、分量を無意識にでも調整できるんじゃないかと思う(他の同僚にもそういう人が何人もいるのですごい)。
私は最初の会社が映像関係だったので、映像でも同じことをよく考える。TikTokでダンスを披露している若い人たちは本当にきれいにTikTokの特性を生かしているし、いい感じのYouTube(Vlog含む)は単なるカット編集だけでもすごくいい雰囲気になる。ただ延々と車載カメラやタイムラプスの動画を流すだけでもそれは「時間経過による面白さ」があるので魅力的だ。
最近ちょっと動画編集に興味があるのだけど、元職業柄(?)つい期待値を上げてしまって、「ちょっと撮影して公開する」のがやたらと難しい。動画も毎日撮って編集していれば上達するはずだけど、その自信はない……。